2017年の始まり。そして最初にやったこと。

すっかり年も明けてしばらくして、ようやくお正月気分も抜けました。それにしてもまた今年も雪が少なくて雪かきをしていない。。。運動不足になりそう。最早雪国ではないのかなあ?

 

さて、2017年を迎えてやらなければならないことがいくつかあるわけで。その中の一つが「生命保険の解約」です。

すべて解約したわけでは無いんだけどね。解約した理由は単純で、支払いが厳しいからです。いやそんなに高額の保険に入っていたわけじゃないよ。たぶん普通の額だと思う。でも最早厳しい。

 

入る時は一応給料がある程度上がっていく事を前提にしててあまり深く考えていなかったんだけど、去年の春頃から何かおかしい?と思い始めてよくよく調べてみたらここ数年給料が上がらずに税金だけ上がっていました。そうなると何が起きるか?

そう、手取りが減るんです。気づかないようにじわじわと。

一応正社員でもう12、3年ちゃんと務めてます。一昨年から営業部に異動してそれなりになってますよ。

一般的には営業部と言うと花形で、会社の顔らしいのだがうちの会社は全く逆。会社の中では一番異動したくない部署で、しかも持ってきた仕事に対して他部署がとにかく協力しない、と言うか敵意をむき出しにするという会社です。

そんな会社なので営業に異動した恩恵があるわけじゃなく、安月給で責任だけ重大になっているという訳が分からない状況に。

そして溜まるのはストレスだけ…なんだこれは。

 

まあ、それはさておきどうもお金が無いな?と思ったわけです。で、気が付いたら愕然とした。

生命保険は将来のいざというときの為に備えるものではあるけど、いざというときの為に今の生活が成り立たないのはどうだろう?となった訳。

それにしても40歳を超えてまさか保険代が払えなくて辞めるとは思わなかったけどね。

 

でもこの問題ってもしかして今からどんどん顕著化していくのかも。

うちの会社の新入社員も恐らくこのままでは給料が上がらないだろう。そうすると生命保険って入らないんじゃないの?

だって健康なうちは考えないし、そもそもいつ使うことになるかわからない。それに果たして月1万とか払うのか?と考えてしまう。

それにそもそも子供が減っている。と言う事は必然的に顧客が減ってしまうことを意味する。

そうなると保険代もどんどん上がらざるを得ない、か保険の支払額が減るか。

ますます入りづらい状況になってしまうなあ。

 

年始のあいさつで「頑張った分だけ給料が上がるようにしたい」と言った偉い人がいたけど、この言葉の「頑張った」って、残業を多くするってことでしょうか?そもそもその考えを直さないと絶対豊かにならないよね。

 

まあ、この歳になって贅沢するわけでもないのにお金がないっていうのは本当に情けないけどね。

2016年を振り返って。~エンターテイメント終焉の年

2016年もあっという間に終わります。とこのあっという間に感じるようになると既に年寄りなんだよなあ・・・

 

今年もいろいろな出来事があったけど、社会的なニュースに関しては池上彰さんに任せるとして。

自分の中ではエンターテイメントに関してすごく大きな出来事が2つありました。

 

それはSMAP解散と、こち亀の連載終了。

 

2つとも終わることを想像していた人は本当に少ないんじゃないのでは、と思います。それくらい衝撃が大きな出来事でした。

まずはこち亀の終了について。

物心ついた時から連載していて、いつも必ずジャンプに乗っていた。子供のころはジャンプ連載をすべて読んでいたので自然に読むようになり、色々なパターンで楽しませてくれる両さんは自然に生活の一部になっていった。

昔はホビーについて細かい説明の回があったり(リカちゃんや戦車とか、まるで辞典かのように詳しく説明してくれてた)、完全にドタバタだったり(まさか天国と地獄を制圧するとは・・・結果両方から入れられなくて長生きになるとはデットプールか!?)、そして玉に入る人情ものがすごく染みたりと、それこそいろんなパターンで楽しんだ。一時期、檸檬や纒が出たありで「変わってしまった」「昔の感じがなくなってしまった」との意見もあったけど、変化することを厭わないから40年もの長い間「少年ジャンプ」での連載を続けてこれ弾だと思う。

連載終了を知った時、本当に驚いた。まさか秋元先生が体調不良や気力の限界で・・・と思ったら、全くそんなことがなく寧ろ逆。4本もの新連載を始めるという。

正直その話を知った時、それならこち亀辞めなくても・・・と思った。ジャンプ編集部も相当連載を続けてくれるようにお願いしたらしい。しかし、秋元先生はこち亀をきっちり終了させた。

そして先ごろ新連載一発目の「ブラックタイガー」を読んだ。

 

なるほど、だからこち亀を止めたんだ。

 

ハードボイルドな主人公と世界観。そしてセクシーな主人公。これはどうやってもこち亀では表現できない。こち亀連載中にもいろいろとアイデアがたまって、でもこち亀では書けない内容でもうそれが我慢できなかったんだろう。絵のタッチも変えてきて、秋元先生の更なる本気を見た。これはほかの新連載も楽しみだ。

そしてこち亀も「もしかしたらふらっと帰ってくるかも」と、読み切りなどでの復活にも含みを持たせてくれている。こち亀で書きたいものが出てきたらきっと書いてくれるだろう。また両さんに会える日を楽しみにしたい。

 

さて、もう一つのSMAP解散。1月から色々ともめて、結果8月に解散発表。年内で活動を終える。

今年のSMAPの解散は実質スマスマだけで、他はコンサートも何も一切なかった。

この辺はいろいろと書いてあるので割愛。

正直そんなに熱心にSMAPを追いかけていたわけではない。だけど解散を知ったときはものすごい衝撃だった。よく国民的アイドルと言われていたが、中国の高官が解散について発言する、ソフトバンクが1回だけのCMを作り提供する、ファンが朝日新聞に広告を出すなど最早それを超越している。

これほど老若男女に愛されることができたグループはもう出ないだろう。

先日のスマスマ最終回で以前に行った5人での旅行を改めてみた。あの時の5人は本当にリラックスして楽しんでいる様子だった。

それなのに喧嘩というにはあまりにも亀裂が入った別れ方をするのはあまりにも寂しい。2016年12月31日で解散という事だが、実質スマスマの最終回での「世界で一つだけの花」が最後だ。

まるで葬式のようだ、との意見も多く確かに見ていて何か辛い思いが沸き上がった。たぶんメンバーの年齢と近いこともあるだろう。

最後にスタッフとの撮影風景を流した。これについても賛否両論あるが、少しでも長くSMAP5人の姿を放送したかったのでは、という意見をみて納得した。

それにしても中居くんが笑顔でスタッフの肩を抱いたりしていたのが物凄く感動した。本当は色々な感情が渦巻いて、大泣きしたい状況だったろうがそれでも笑顔で対応する姿は最後までSMAPのリーダーとして守りたい気持ちが伝わってきた。

今回の解散について、キムタクが悪者になっている。一人ジャニーズに残留すべきとの意見を言ったからだというが本当のところはわからない。

ただ、社会人としてみた場合はキムタクの意見もわかる。だって仕事をするうえで会社の力は間違いなく必要だから。そこは否定できない。今まで仕事ができたのは会社のおかげだという意見が間違っているとは思わない。

あくまでもいろいろな報道を総合した結果だが、ジャニーズ事務所という会社の権力争いの犠牲になったのだろう。ジャニーさんは最後の最後までSMAPを存続させようと頑張っていたとのことだ。それはSMAPこそがジャニーさんが思い描いていたアイドルとしての完成形だったからではないだろうか。

 

しかし、結果的に事務所の権力争いともとれる抗争に巻き込まれて解散の道を選んだ。

そうだとしたらこれからジャニーズ事務所の衰退がはじまるのかもしれない。

SMAP以上のグループを生み出すことは間違いなく不可能なのだから。

 

今願うのは、少し時間をおいてからでいい。何かの形で再結成してほしい。そしてその時には「あの時は・・・」と笑い話として今回の騒動を語ってほしい。

 

2016年は、間違いなくエンターテイメントの一つの歴史が終わった年だろう。

その分新たな歴史が生まれることもあると思うので、2017年を見ていきたい。

 

いつかまた、笑顔の5人に会えることを信じている。

これからの仕事についてもう少し考えてみた。

先日触れた記事の続編が公開されました。

 

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TKO木本さんが聞き手となって、今後の日本の事をわかりやすく解説している記事の後編です。ぜひ読んでもらいたい。

記事の中で、予測もいろいろありますが、メリットも最悪の事態となった場合の事もあります。

確かに人口減でのメリットはあるでしょう。しかしそれはデメリットに比べれば「夕飯に見切り品の国産牛肉が買えた」程度の、本当に些細なものでしかありません。

それに比べてデメリットは「ガンですぐに入院しなければいけない」くらいのレベルですから。

そもそも今までの日本の仕組みは「人口とGDPが年々増えていく事」を前提に作り上げたものです。GDPが上がれば当然給料も増え、その余裕で子育てや嗜好品などをどんどん買っていく。それが頂点になったのが恐らくバブルでしょう。

それが崩壊した時には私はまだ学生だったからあまりわからないのだけど、その後父の仕事が本当に大変だったのは覚えてます。その時に新聞配達して学校通ってたので。

 

ともかくその後に少子化がどんどん進んでいくにもかかわらず、あまり注目されることが無かったのはなんでだろうか?

たぶん経済回復の方が注目されていて、少子化に気が付くのが遅くなったのか?

近年かなり声高に言われるようになったけど、周りに話を聞くとまだまだ危機感が無いと思う。

経済的に余裕があれば子供作るって友達は多いんだけど、その経済も

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このように絶望的な数字が出ている。

先日放送された池上彰さんの番組で、経済格差のグラフの数字が日本とアメリカので違っていてまるで日本がアメリカより悪くなるような印象操作をしたと騒がれているけど、ここで注目しなければならない事実は「今のままでは経済格差が広がる」という点だと思います。

それにアメリカの経済格差位日本の差が広がれば、冗談じゃなく餓死する子供たちが出てくるのでは?教会とかでの無料食事なんてないから。

 

少子化の上、生産性も悪い。そうなると目の前の仕事を終わらせることに必死になってしまい、技術の継承が無い。

すると更に経済の上昇が遠のくという悪循環になるか、効率化を図り少しずつでも仕事を圧縮し、そして新しい事や技術を得ていくか、その岐路に立っているのは間違いない。

 

一番怖いのは、この状況を打破しなければならない世代が先の事実を知らないと言う事。もちろんわかって変えよう、もしくは自分だけでも逃れようとしている人はいる。でも国の状況を上向かせるためには本当に全員で立ち向か分ければならないのに。

 

経済格差が広がり、上位数%の人が富を独占するか、それとももう少しましになって全体的に余裕ができてくるか。そのためには全員で考える必要がある。少しでも多くの人が動かないと本当に取り返しがつかなくなる。

正月休み~2017年の始まり

そろそろ年末年始の休みの予定が気になる今日この頃です。

まあ、雪国なのでたぶん雪かきになるのかな?雪が降ると出かけるの面倒だし…

独身独り身でお金がないとなると家でテレビでも見るしかないのですよ。

 

そんな事より問題は休みの期間。わが社は年始の休みが1月3日までなのだ。

3日までだと正月終わったら一気に仕事感が物凄く、仕事にも気合が入らない。正月ボケが抜けきらないのよ・・・

まして協力会社やお客さんも休みだし。はっきり言ってやることなし!なのです。

 

しかし!そんな事より大問題があるッ!!!どうにも晴らせない想いがあるのだ!!

 

それは、1.4と言ったら東京ドームがあるだろうということだ!!!!

 

え?コンサート? いやいや、1.4東京ドームと言えば新日本プロレスの大会だろう!!

恐らく国内最大規模の単独大会。そして試合のほぼすべてがタイトルマッチという、とても重要な大会だ。

本当なら生で見たいんだけど、チケットも高いし・・・せめて新日本プロレスワールドで生中継を!なのだが・・・

司会開始が17時なんだよなあ。仕事早退するしかないのかなあ?

これを見ないと年始にならないんだよなあ。いや本当。

今年は柴田対後藤、内藤対棚橋、オカダ対ケニーなど、少なくとも新日本プロレスの前半戦を占う試合が目白押し!

そして気になるのがタイガーマスクW対タイガー・ザ・ダーク!所詮アニメの宣伝試合じゃないか・・・と思っているあなたは損をしている。

広く言われていることだが、私も最初に10/10、タイガーマスクWの試合があると知ったときは「どうせ若手がやるんじゃないかな・・・だが『あの選手』ならタイガーマスクを再現できるんだけど、さすがに引き受けてくれないんだろうし」と思っていた。

そして実際に試合が始まるとき、「おや?」と。あの動きは・・・

そして試合途中にそれは確信に変わった。まさか『あの選手』が本当に引き受けるとは・・・

しかし、よく考えれば『あの選手』、こういうのはものすごく楽しむタイプだよね。なら喜んでやるよなあ。とにかくものすごく楽しめた試合でした。

しかし!そうなるとタイガー・ザ・ダークの正体が誰か?という点が大問題。

なにせ『あの選手』と同等の能力を持っているとなると『かの選手』しか思い浮かばない。でも『かの選手』、当日タイトルマッチあるもんなあ・・・現実的に考えると無理だろう。ならだれが?と考えるだけでも楽しみは尽きない。これがプロレスの魅力でもあるんだなあ。

 

と、プロレスファンにとっての年始は1月4日であることは自明の理。なぜ会社はそんな重要な日を仕事にするのか全く理解できません!

 

それにしても、まじめに思うのは働く人こそプロレスに学ばなければならない、と言う事。この辺りはまた次回にでも。

今後の仕事について~これからすごく大きな問題になるだろう事

先日東洋経済オンライン見てたらこんな記事があった。

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よくテレビで「中国に抜かれたけど、まだGDPは世界3位です!」と誇らしげに言われているけど、分析していくと個人では先進国では最下位(27位)。

3位という順位はただただ人口の多さに支えられているだけなのだという。

そのほかの順位も、同じように「先進国の中で人口が多いから」上位にあるという分析がされている。

はっきり言って悲惨な状況でしょう。先進国中下位なんですから。

例えば今ノーベル賞を連続で受賞して、「日本の研究はすごい!」的な風潮が強いけど受賞した皆さんがそろって「基礎研究の大切さ」を訴えている事はあまり報道が無い気もする。

このままいけばあと10年後には全く受賞できなくなるのではないだろうか?だって人が育ってないんだもん。

 

そしてこの記事。

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TKOの木本さんが聞き手となっている記事で、非常にわかりやすくで読みやすい。

簡単にいけば「これからの日本の人口はとんでもない速さで減っていき、その弊害が物凄く出ますよ」ということ。特に40歳以下の若い人に読んでほしい内容でした。

まあ、ちょっと考えればわかるけど、生涯出生率が2を切れば当然人口は減るよね。家族で考えても、両親の面倒を子供一人で見るのは大変だけどそれが国単位で起きている。

子供に迷惑かけないで施設に入ろう!と思っている人も結局は誰かの子供の世話を受けているのです。

政治家が「女性には子供を産んでほしい」と言って炎上するけど、主張そのものには間違いが無い。ただその為の政策が全く追い付いていないから反感を持たれるのだと思う。

 

この二つの記事を合わせると、

「このまま行くとこれからの日本はGDPやそのほかの順位がどんどん下がる一方になってくる」

と言う、かなり恐ろしい事実が浮かび上がってくる。

 

というか、既にそうなってきている。

 

私も深く考えなかったけど年金の負担額が毎月18%程度。半分は会社負担だけど給料の約1割を支払っている。つまり手元に入ってこないのです。その他にも税金が上がっていっているのはたぶん肌身に感じているのでは?私はとても痛感しています。

これから先、給料は上がらず税金や年金がガンガン上がると思うと絶望する。

 

税金払うの嫌だというわけでは無い。国民の義務でもあるし、それで国を動かすわけだから。

しかし、これから生産年齢人口が加速度的に減り、高齢者がとんでもなく増える。一度減り始めると増やすのはとても大変だっていうのは(たとえが良いかは分からないけど)動物でも同じ、いやお金がかかるという点ではそれ以上に大変だろう。

そもそも人間は動物と違って毎年子供を産むなんてことはほとんどできないし、育てるのに相当お金もかかる。

しかも今は賃金が上がらずに40歳超えた正社員でも(私もそうだけど)びっくりするほど低賃金の人が多い。貯金なんてできないもん。なので子供をあきらめる夫婦も多い。

 

例えば移民の解禁をすればいいのでは?という人もいるけど、たぶん日本に勉強しに来るのは多くても、働くという選択肢はほぼないでしょ。だってさらに低賃金だもん。学んだあとには他の国で働いた方が賢い。

 

と、絶望的な事ばかり書いたけどちょっと待ってほしい。最初の「一人あたりは最低な日本経済」の記事を読むと、あくまで現状で、日本には伸びしろが多くあるとある。

つまり、これからどんどん変えていけばまだまだ向上するということだ。

そのためにはいろいろな事を変えていかなければならないしその為に困難はたくさんあるけど、乗り越えていかないとね。

とりあえず会社の同年代にも言ってるんだけど、まずはいろいろ勉強して選挙に行こうよ。だって参政権をとるためにどれだけの人が命を懸けたか。本当に命がけでこんなにみんな投票できるようになったんだよなあ・・・

 

 

 

何事も八割でやった方が結局長続きする~全力でやったらすぐ疲れます~

先日、あるサイトで「社員を頑張らせすぎると結局業績が伸びない」いう内容の記事を読みました。目標額を達成したのにも関わらず、会社の上層部が「もっと上乗せできただろう」と言ってくる。じゃあ最初に設定した目標額はなんなんだ、と。

つまり、上層部にとって目標とは下を全力で走らせるためのツールで、目標と言いつつ目標ではないということだと。

でも一般社員は目標達成してしまえば安心して、それ以降は流してしまう。その差が納得できない原因になると。

結局全力でやらざるを得ない状況になり、そうすると新しいことを試みる余裕もなくなってきて停滞するということだと。

 

これと同じような事は、たぶんほとんどの会社や組織で起きていると思います。

特に、業績が伸び悩んでいたり落ちてきている会社になればなるほど余裕がなくなる。

「売り上げが伸びないのはみんなの頑張りが足りないからだ」と、まるで一昔前の体育会系のノリで社員に全力を強いる。

それで業績が伸びるか、というと、たぶんほぼ100%伸びないと思う。と言うかほぼ100%落ちていくと思います。

 

だって、その頑張りは無駄な頑張りになっていくから。

 

社員にすれば「目標達成できればいいじゃん!」と思うし、無茶な設定の目標ならそもそも最初から頑張らないだろう。

でも頑張りを強要されるからやる気が出ない。出ないけど会社を定時で上がるわけにもいかないからだらだら仕事をする。

結局上がるのはかかる経費だけで、売り上げは伸びないだろうね。

 

よく海外の大企業の会社が、まるで会社じゃないみたいなつくりをしているところが報道されます。グーグルとかフェイスブックとか、ピクサーとか。

確かにリフレッシュできる設備が多いし、作業スペースも自分の部屋のようにカスタマイズできるし24時間食事もとり放題。夢のようです。

でも、彼らはそれに見合う仕事を求められるわけです。当然要求される仕事のレベルは相当高い。

高いからこそ会社はリフレッシュできるような設備を充実させているんだよね。余裕がないといい仕事ができないってわかっているから。

ここが決定的に違うところで、全力を出してもらうために休憩してもらうということ。

全力で走っても、持つのは一瞬だもん。100mと同じ走り方でフルマラソン走れないでしょ?

 

仕事じゃないけど、私はオフロードバイクに乗ります。その中でエンデューロという、2~3時間走る耐久レースがあります。

オフロードコースをその時間走るのは相当な体力が必要です。で、日本トップクラスの選手がいう完走のコツは「八割の力で走ること」。

必ずアタックしないといけないところが出てくるし、全力で走っているといざというときに対応できないのですよ。

 

仕事も趣味も、いつもは八割くらいの力で続けて、いざというときに全力を出せるようにしておく。必ず予定通りいかなくて全力を出す場面が出てくるからね。これが結局一番効率がいいと思います。

日本って実は差別社会だよね。

どうしても、そう思えてしまう。

福島から避難した子供が学校で同級生のみならず先生からも虐められていたというニュースをみて考えた。

彼らは故郷に残りたいのに、原発事故の影響で避難せざるを得なくなった被害者なのだ。だけど「福島からの避難者」という一点だけで学校のみならず市も差別して、それを許容した。今調査しているのは報道されて問題が大きくなったからで、決して虐めが問題だと思っているとは思えない。

大人が差別しているんだもん。子供も真似するよなあ。

これに限らず差別は多い。わかりやすいのは女性差別だ。先進国の中で、憲法に平等化を明記しているのにかかわらず仕事の面では相変わらず管理職の女性がダントツに少ない。うちの会社でも全然だ。そもそも育てようとしているのかが疑問だ。よく言われるのは子供ができると…だけど、そんなもの今や在宅ワークができる環境がこれだけそろっているのだからなんとでもなる。できないところはそもそも人材育成をしていないのだろう。

病気もそうだ。身体障害者もなかなか就職できないのだが、例えば下半身マヒで車いすが必要な人がいる。会社側は通路やトイレの問題で雇用をためらう。だが、この人がとんでもなく優秀なプログラマーだとしたらどうするか?

今はハードの進化でいろいろフォローができるのだから、どれくらいの仕事ができるのか位は調べてみるのもいいのではないだろうか。そもそも事務作業は在宅ワークしやすい仕事だし。

あと、見た目の差別。病気がもとで見た目がいわゆる普通の人と違うような人もいる。

でも、外観がその人の中身を現すわけではない。にもかかわらず心無い言葉をかける人が多いとか。

エイズもすでにきちんと対応すれば高血圧やアレルギーと同じように普通に生活できるところまで来ている。でもやはり病気を理由に解雇されることがあるという。

 

どれもこれも結局なんだかんだ理由をつけて差別しているんだよなあ。その原因は「無知」であることだと思う。

正しい知識をもって、なぜそうなるのか。どうすればいいのかを知れば差別することなんて思いつかないだろう。どうしても日本人って大人になると勉強しなくていいってお思ってる人が多いんだよなあ。

子供のころから「みんなと同じように」と教えられているから「同じ=正」「違う=悪」と思うんだよなあ。違わないと変化が起きないんだから違うことをするようにしていかないとね。