中学受験が流行らしい

今やお金持ちだけでなく、普通の家庭でもかなりの確率で受験するとか。私の時代とは変わったなあ…

学力によって生涯収入が変わるとか、そんな記事が結構あったりして不安になるもの分かるし、高校や大学進学の時には楽になるのでメリットはたくさんあると思う。

 

ただ、どんな勉強するにしても、目標があるのとないのでは全然吸収力が違う。なのでやはり合格したら安心だ~!とそこで止まっては結局無駄になっちゃうかも。

合格がゴールではなく、あくまでスタートなんだと言う事をちゃんと教えておいてほしい。

それに今や日本の教育は、世界から見たらどうしても?な点もある。

いい学校出ても普通の会社に就職したらあまり変わらない。

 

でも、これから10年の間は仕事の内容がかなり変わってくる。だから何にでも興味をもって、どんどん進んでほしい。

そして疑問に思ったら、どんどん突き詰めてほしい。そうすればきっと新しい道が開けるはず。

 

よく若いと言うのは可能性がある!と言うけど、本当なんだよなあ。

人生って20歳代までの財産が大切だと、今になって思うよ。

仕事に熱中するのもいいけど、それだけじゃたぶん空しくなってくるよ。

これからの時代の為に読んでほしい本の紹介 ~読んだ本から紹介します

 正月過ぎまでは全然雪が無かったのに、一気に積もりだしてすでにひと月過ぎ。いや~今年は冬将軍が本気出してます。それにしても一気に降りすぎて大変です。

出かける時間がどうしても短くなり、その分読書は増えてます。

そんな中で面白かった本を紹介します。

 

恐らくこれから5年間は世界が激変して、仕事の意味も変わってくると思う。特に日本は変化しなきゃ、どんどん世界から取り残されるのでは?と。

そんな中、何かヒントになると思うのを選んでみました。

 

 

 

AI時代の人生戦略   「STEAM」が最強の武器である (SB新書)

AI時代の人生戦略 「STEAM」が最強の武器である (SB新書)

 

まずはこれ。2016年はAIやら自動運転やら、本当にこれまでの常識を変えるような技術が一般にも知られるようになった感じだけど、そんな時だから知っておきたい事が「STEAM」。サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、マセマティクスの頭文字をとって「STEM」だけど、そこにアートを加えて「STEAM」というわけ。

そんなの知らなくても生活できる!と言う人も数多くいると思うけど、最早知ると知らないとでは命に係わることも。

まさにこれからの時代を生きるために知っておいた方が良いことを教えてくれる本です。

対談も二本ありますが、両方とも面白い!知識がある人同士の会話は読んでも面白い。

 

日本エリートはズレている (角川新書)

日本エリートはズレている (角川新書)

 

 続いてはこれ。著者の道上さんは駐ドバイ総領事であるので、生の世界情勢がわかる本です。

いわゆる学校で習って、ニュースとかでさらっと見る中東や中韓のイメージと実情のギャップがズドンと来る。確かに中東は危険なイメージだし、中韓の印象も決してよくない人が多いと思うけど、それだけじゃないって事を教えてくれます。

テレビでニュースとかを見て、何か違和感を感じている人がいたらすごくお勧め。

 

で、この間も書きましたがそんな 世界情勢について、どうやって情報を得たらいいのか?それ以外にも兎に角情報をどうやって得て、消化したらいいのかのヒントがぎゅっと詰まってます。

そんなに情報をって言われても時間がない!と思ってる人は、とりあえずこれを読んでみてほしいな。

 

君はどこにでも行ける

君はどこにでも行ける

 

先に紹介した「日本エリートはズレている」と似てますが、こちらは堀江貴文さんが実際に世界を旅して、今の日本の立ち位置を書いてます。

まだ日本は先進国の中でもトップクラスの国、と思っている人は多いけど、最早そんなことはない。どんどん安くなっているという。

これだけ見ると絶望的な本にも思えるけど、堀江さんが伝えたいことってたぶん第5章、それも最後の処なんだと思う。でも、そこを理解するために最初から全部ちゃんと読まないと真意が理解できないです。でも面白いから最初からちゃんと読むべし!

 

ミライの授業

ミライの授業

 

京都大学客員准教授である滝本さんの、大学で行っている講義を中学生向けに行っている内容を本にしたものです。講義内容は「新しい時代を生き抜くための考え方」。

その為に「考える力」がなぜ必要なのか?を、歴史を変えた偉人を紹介しながらヒントを解説しています。

本当にわかりやすい内容で、しかも濃い! 小学校高学年位でも読めるし理解できる内容ながら、大人にもぜひ読んでほしいです。特に子を持つ親にはぜひぜひ。

 

好奇心を“天職

好奇心を“天職"に変える空想教室

 

 最後はこちら。リアル「下町ロケット」でもある植松努さんの、こちらも公演を書き起こしたもの。

これからの時代を生きるためには「夢を持つこと」が大切になってくる、と言う事を植松さんの実体験を交えながら伝えてくれます。

知ってる人は知っていると思いますが、あの世界的なプレゼンであるTEDxでもスピーチをして、しかも200万回以上の再生がされているのです。

実際の公演は2時間くらいなので、フルサイズの公演を感じてほしい。読み終える時にはきっと何か想いがこみあげてくるはず。

この本に勇気づけられた人は本当に多くて、私の好きなブログ「まじまじぱーてぃー」のあんちゃにも紹介されていました。

 

以上、これからの世界を生きていくためのヒントが学べる6冊でした。

本って一番手軽な自己投資だと思います。これからの激変する世界をどう生きていくか?そのヒントになれば幸いです。

知識を得るために必要な知識

先日会社で非常に腹正しい事がありました。詳細を語ると長くなるので割愛。

ただ、なるほど。これは経営が傾くのは当たり前だと思える内容でした。管理職と一般職で考え方が違うのは当たり前なんだけど、それにしてもこれは…

なんでこんなことを平気で言えるのか?と考えていたんだけど、それはたぶん勉強をしていないからなのでは?との結論になりました。

 

社会人になると、なぜか勉強しない人が多い気がします。いや、そうでない人も当然たくさんいるけど、田舎の方なので向上心を持って自己啓発をしている人が本当にいない。少なくとも私の周りにはいないのですよ。

それはたぶん、うちの会社が地元ではそこそこ大きな会社で、本社から出向してくる社員がこれまたそこそこ給料がいいから、何も変化することを感じないんだと思います。

恐らく2000年代前半まではそれでもまだよかったんだと思う。でもリーマン・ショックが起きてから、明らかに歯車が狂い始めた。今までのやり方や考え方ではもう通用しないようになってきた。

でも、うちの会社は(と言うかほとんどの人は)考え方を変えなかった。落ち着けばそれまで通りの仕事ができると思っていたと、今では思う。

 

そのまま何もせずに時が過ぎてきた結果どうなったか?会社の方向が全く定まらずふらふらし、それでどんどん経営が悪化している。

 

はっきり言って、今まできた仕事のような大量生産で旨みのある仕事など、ほぼない。いや、あるにはあるだろうけどそれはイノベーションを起こして新たな製品を生み出し、常に変化を恐れないような組織です。

変化することを拒否している組織は遅かれ早かれ淘汰される世の中であることは、少し勉強すれば理解できる。でもそれすら拒絶している人が大勢いるんです。

 

残念ながらうちの会社で、たぶん私の年代以下は薄給だ。ここ数年昇給もほぼなく、最近では税金の上がり幅の方が大きくなっている。そして経営難と言う事は、来年度も昇給は無いと言う事だ。

薄給と言う事は残業代が無いと生活が非常に苦しい。と言うか無理。なので一応でたボーナスは月々の生活費充当となる。

でも残業すれば当然プライベートな時間が無くなり、勉強もできない。スキルアップも何もあったもんじゃない。

結果成長しない人々がどんどん増える悪循環が生まれているのです。

こうやってワーキングプアになるんだなあ…

 

やはり、勉強は必要です。知識があると、もはや命に係わる事もある時代なんです。

社会人としての知識や、世の中の知識。そして科学や技術の知識。これがあるかないかで自分が進みたい方向が見えてくるはず。

とは言っても、どうやって勉強をしたらいいのかわからない人が多いのでは?残念ながら私の周りではそうなんです。

 

読書が好きなので本屋にはよく行くけど、佐藤優氏と池上彰氏の著書はよく見かける。何冊か読んでますが、どうやって情報を得ているのかな?と思っていたら昨年末ですが魅力的な本が出てました。

今更感もありますが、本当におすすめの本です。知識のプールともいえるお二人が日々どうやって情報を得ているか?まとめているか?が濃縮されています。

はっきり言って真似できない(笑)。でも、所々模倣はできるし、たぶん知らない情報源も紹介されており、非常に為になります。

特にまだ20代の社会人にはぜひ読んでほしい。そして少しでも多くの知識を得てほしい。年齢を重ねたときに必ずその知識が生きてくるはずだから。

 

 

 

冬は読書の季節

と言っても年中読書はしているので、冬に限ったことではないのですが。

確か山形県は一年間の本購入金額が平均1万3千円くらいだとか。そんな額、2か月で超すなあ…

今年も既に積んでいる本が多いので、まずは消化しようと思います。

 

さて、先日買った本で、アイリスオーヤマ社長である大山健太郎氏の「アイリスオーヤマの経営理念」を読みました。

日経新聞に連載していた「私の履歴書」をまとめたものですが、非常に面白かった。

前半はまさに大山社長の履歴書で、後半はアイリスオーヤマの経営理念や、大山社長が毎週の朝礼で行っている訓示が色々書いてあります。

これは一般社員だけではなくて、管理職やひいては経営層に読んでほしい内容です。

兎に角非常に勉強になるのです。アイリスオーヤマといえば生活に密着している製品を数多く作っており、しかもお手頃価格なので若いころはそんなに大きな会社だとは思ってなかった。でもいろいろ調べると、大企業と呼ぶにふさわしい会社であることがわかり、しかも社長がテレビに出演したりしたのを見て偉く感動しました。

本当に先のことを考えて経営していることがわかるし、組織である以上様々な問題が発生する。それは社員間のことだったり社員の成長や出世に関する問題や、当然世間で問題になっている労働時間や効率化、それら様々なことに対して「どうするか」を常に考えるのと同時に問いかけ、そして方向性を示しています。

 

実はこれができる経営層って余りいないのでは?日本は常に誰かが「責任」を取るようなシステムが多いです、。書類のハンコが多いのはその証拠だと思います。

(うちの会社のある書類は、A4の大きさになんと13個の捺印が必要なものがある)

そもそも物事は、関わる人が多くなれば時間が掛かりミスが発生しやすくなります(これは単純に確立の累計です。)。

それでも何か問題があった場合、まず対策を考えるより先に「誰に責任を取らせるか?」が問われる。それが続くと誰も新しい事をしたくなくなるし、提案もなくなる。

それは組織にとっては結局はマイナスになります。

(ただし責任ある立場の方々はさすがにそう簡単にいかないだろうが)

 

私も結構な年齢になったにも関わらず、平社員という事でいろいろ思うところがある。

会社の評価システムがわからないというのは、たぶん社員にとっても会社にとっても不幸な事だろう。どのような人材を求めているのか、どこをフォローしていけばいいのかわからないと、個人は思うような成長ができないし、そうすると結局会社の成長がなくなるから。

これほど変化の激しい時代に会社の成長ができないというのは、単に自滅に向かって言っているだけなのですから。

日本の社会人は勉強しない、とよく言われているのですがそれ一般社員だけじゃなくて経営層もそうなのでは?と思います。

野村克也監督は「指揮官の能力以上に組織は成長しない」と言っています。これは本当に間違いない。

なので上層部こそ勉強してほしいです。

 

アイリスオーヤマの経営理念 大山健太郎 私の履歴書

アイリスオーヤマの経営理念 大山健太郎 私の履歴書

 

 

2017年の始まり。そして最初にやったこと。

すっかり年も明けてしばらくして、ようやくお正月気分も抜けました。それにしてもまた今年も雪が少なくて雪かきをしていない。。。運動不足になりそう。最早雪国ではないのかなあ?

 

さて、2017年を迎えてやらなければならないことがいくつかあるわけで。その中の一つが「生命保険の解約」です。

すべて解約したわけでは無いんだけどね。解約した理由は単純で、支払いが厳しいからです。いやそんなに高額の保険に入っていたわけじゃないよ。たぶん普通の額だと思う。でも最早厳しい。

 

入る時は一応給料がある程度上がっていく事を前提にしててあまり深く考えていなかったんだけど、去年の春頃から何かおかしい?と思い始めてよくよく調べてみたらここ数年給料が上がらずに税金だけ上がっていました。そうなると何が起きるか?

そう、手取りが減るんです。気づかないようにじわじわと。

一応正社員でもう12、3年ちゃんと務めてます。一昨年から営業部に異動してそれなりになってますよ。

一般的には営業部と言うと花形で、会社の顔らしいのだがうちの会社は全く逆。会社の中では一番異動したくない部署で、しかも持ってきた仕事に対して他部署がとにかく協力しない、と言うか敵意をむき出しにするという会社です。

そんな会社なので営業に異動した恩恵があるわけじゃなく、安月給で責任だけ重大になっているという訳が分からない状況に。

そして溜まるのはストレスだけ…なんだこれは。

 

まあ、それはさておきどうもお金が無いな?と思ったわけです。で、気が付いたら愕然とした。

生命保険は将来のいざというときの為に備えるものではあるけど、いざというときの為に今の生活が成り立たないのはどうだろう?となった訳。

それにしても40歳を超えてまさか保険代が払えなくて辞めるとは思わなかったけどね。

 

でもこの問題ってもしかして今からどんどん顕著化していくのかも。

うちの会社の新入社員も恐らくこのままでは給料が上がらないだろう。そうすると生命保険って入らないんじゃないの?

だって健康なうちは考えないし、そもそもいつ使うことになるかわからない。それに果たして月1万とか払うのか?と考えてしまう。

それにそもそも子供が減っている。と言う事は必然的に顧客が減ってしまうことを意味する。

そうなると保険代もどんどん上がらざるを得ない、か保険の支払額が減るか。

ますます入りづらい状況になってしまうなあ。

 

年始のあいさつで「頑張った分だけ給料が上がるようにしたい」と言った偉い人がいたけど、この言葉の「頑張った」って、残業を多くするってことでしょうか?そもそもその考えを直さないと絶対豊かにならないよね。

 

まあ、この歳になって贅沢するわけでもないのにお金がないっていうのは本当に情けないけどね。

2016年を振り返って。~エンターテイメント終焉の年

2016年もあっという間に終わります。とこのあっという間に感じるようになると既に年寄りなんだよなあ・・・

 

今年もいろいろな出来事があったけど、社会的なニュースに関しては池上彰さんに任せるとして。

自分の中ではエンターテイメントに関してすごく大きな出来事が2つありました。

 

それはSMAP解散と、こち亀の連載終了。

 

2つとも終わることを想像していた人は本当に少ないんじゃないのでは、と思います。それくらい衝撃が大きな出来事でした。

まずはこち亀の終了について。

物心ついた時から連載していて、いつも必ずジャンプに乗っていた。子供のころはジャンプ連載をすべて読んでいたので自然に読むようになり、色々なパターンで楽しませてくれる両さんは自然に生活の一部になっていった。

昔はホビーについて細かい説明の回があったり(リカちゃんや戦車とか、まるで辞典かのように詳しく説明してくれてた)、完全にドタバタだったり(まさか天国と地獄を制圧するとは・・・結果両方から入れられなくて長生きになるとはデットプールか!?)、そして玉に入る人情ものがすごく染みたりと、それこそいろんなパターンで楽しんだ。一時期、檸檬や纒が出たありで「変わってしまった」「昔の感じがなくなってしまった」との意見もあったけど、変化することを厭わないから40年もの長い間「少年ジャンプ」での連載を続けてこれ弾だと思う。

連載終了を知った時、本当に驚いた。まさか秋元先生が体調不良や気力の限界で・・・と思ったら、全くそんなことがなく寧ろ逆。4本もの新連載を始めるという。

正直その話を知った時、それならこち亀辞めなくても・・・と思った。ジャンプ編集部も相当連載を続けてくれるようにお願いしたらしい。しかし、秋元先生はこち亀をきっちり終了させた。

そして先ごろ新連載一発目の「ブラックタイガー」を読んだ。

 

なるほど、だからこち亀を止めたんだ。

 

ハードボイルドな主人公と世界観。そしてセクシーな主人公。これはどうやってもこち亀では表現できない。こち亀連載中にもいろいろとアイデアがたまって、でもこち亀では書けない内容でもうそれが我慢できなかったんだろう。絵のタッチも変えてきて、秋元先生の更なる本気を見た。これはほかの新連載も楽しみだ。

そしてこち亀も「もしかしたらふらっと帰ってくるかも」と、読み切りなどでの復活にも含みを持たせてくれている。こち亀で書きたいものが出てきたらきっと書いてくれるだろう。また両さんに会える日を楽しみにしたい。

 

さて、もう一つのSMAP解散。1月から色々ともめて、結果8月に解散発表。年内で活動を終える。

今年のSMAPの解散は実質スマスマだけで、他はコンサートも何も一切なかった。

この辺はいろいろと書いてあるので割愛。

正直そんなに熱心にSMAPを追いかけていたわけではない。だけど解散を知ったときはものすごい衝撃だった。よく国民的アイドルと言われていたが、中国の高官が解散について発言する、ソフトバンクが1回だけのCMを作り提供する、ファンが朝日新聞に広告を出すなど最早それを超越している。

これほど老若男女に愛されることができたグループはもう出ないだろう。

先日のスマスマ最終回で以前に行った5人での旅行を改めてみた。あの時の5人は本当にリラックスして楽しんでいる様子だった。

それなのに喧嘩というにはあまりにも亀裂が入った別れ方をするのはあまりにも寂しい。2016年12月31日で解散という事だが、実質スマスマの最終回での「世界で一つだけの花」が最後だ。

まるで葬式のようだ、との意見も多く確かに見ていて何か辛い思いが沸き上がった。たぶんメンバーの年齢と近いこともあるだろう。

最後にスタッフとの撮影風景を流した。これについても賛否両論あるが、少しでも長くSMAP5人の姿を放送したかったのでは、という意見をみて納得した。

それにしても中居くんが笑顔でスタッフの肩を抱いたりしていたのが物凄く感動した。本当は色々な感情が渦巻いて、大泣きしたい状況だったろうがそれでも笑顔で対応する姿は最後までSMAPのリーダーとして守りたい気持ちが伝わってきた。

今回の解散について、キムタクが悪者になっている。一人ジャニーズに残留すべきとの意見を言ったからだというが本当のところはわからない。

ただ、社会人としてみた場合はキムタクの意見もわかる。だって仕事をするうえで会社の力は間違いなく必要だから。そこは否定できない。今まで仕事ができたのは会社のおかげだという意見が間違っているとは思わない。

あくまでもいろいろな報道を総合した結果だが、ジャニーズ事務所という会社の権力争いの犠牲になったのだろう。ジャニーさんは最後の最後までSMAPを存続させようと頑張っていたとのことだ。それはSMAPこそがジャニーさんが思い描いていたアイドルとしての完成形だったからではないだろうか。

 

しかし、結果的に事務所の権力争いともとれる抗争に巻き込まれて解散の道を選んだ。

そうだとしたらこれからジャニーズ事務所の衰退がはじまるのかもしれない。

SMAP以上のグループを生み出すことは間違いなく不可能なのだから。

 

今願うのは、少し時間をおいてからでいい。何かの形で再結成してほしい。そしてその時には「あの時は・・・」と笑い話として今回の騒動を語ってほしい。

 

2016年は、間違いなくエンターテイメントの一つの歴史が終わった年だろう。

その分新たな歴史が生まれることもあると思うので、2017年を見ていきたい。

 

いつかまた、笑顔の5人に会えることを信じている。

これからの仕事についてもう少し考えてみた。

先日触れた記事の続編が公開されました。

 

toyokeizai.net

TKO木本さんが聞き手となって、今後の日本の事をわかりやすく解説している記事の後編です。ぜひ読んでもらいたい。

記事の中で、予測もいろいろありますが、メリットも最悪の事態となった場合の事もあります。

確かに人口減でのメリットはあるでしょう。しかしそれはデメリットに比べれば「夕飯に見切り品の国産牛肉が買えた」程度の、本当に些細なものでしかありません。

それに比べてデメリットは「ガンですぐに入院しなければいけない」くらいのレベルですから。

そもそも今までの日本の仕組みは「人口とGDPが年々増えていく事」を前提に作り上げたものです。GDPが上がれば当然給料も増え、その余裕で子育てや嗜好品などをどんどん買っていく。それが頂点になったのが恐らくバブルでしょう。

それが崩壊した時には私はまだ学生だったからあまりわからないのだけど、その後父の仕事が本当に大変だったのは覚えてます。その時に新聞配達して学校通ってたので。

 

ともかくその後に少子化がどんどん進んでいくにもかかわらず、あまり注目されることが無かったのはなんでだろうか?

たぶん経済回復の方が注目されていて、少子化に気が付くのが遅くなったのか?

近年かなり声高に言われるようになったけど、周りに話を聞くとまだまだ危機感が無いと思う。

経済的に余裕があれば子供作るって友達は多いんだけど、その経済も

toyokeizai.net

このように絶望的な数字が出ている。

先日放送された池上彰さんの番組で、経済格差のグラフの数字が日本とアメリカので違っていてまるで日本がアメリカより悪くなるような印象操作をしたと騒がれているけど、ここで注目しなければならない事実は「今のままでは経済格差が広がる」という点だと思います。

それにアメリカの経済格差位日本の差が広がれば、冗談じゃなく餓死する子供たちが出てくるのでは?教会とかでの無料食事なんてないから。

 

少子化の上、生産性も悪い。そうなると目の前の仕事を終わらせることに必死になってしまい、技術の継承が無い。

すると更に経済の上昇が遠のくという悪循環になるか、効率化を図り少しずつでも仕事を圧縮し、そして新しい事や技術を得ていくか、その岐路に立っているのは間違いない。

 

一番怖いのは、この状況を打破しなければならない世代が先の事実を知らないと言う事。もちろんわかって変えよう、もしくは自分だけでも逃れようとしている人はいる。でも国の状況を上向かせるためには本当に全員で立ち向か分ければならないのに。

 

経済格差が広がり、上位数%の人が富を独占するか、それとももう少しましになって全体的に余裕ができてくるか。そのためには全員で考える必要がある。少しでも多くの人が動かないと本当に取り返しがつかなくなる。