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2016年を振り返って。~エンターテイメント終焉の年

2016年もあっという間に終わります。とこのあっという間に感じるようになると既に年寄りなんだよなあ・・・

 

今年もいろいろな出来事があったけど、社会的なニュースに関しては池上彰さんに任せるとして。

自分の中ではエンターテイメントに関してすごく大きな出来事が2つありました。

 

それはSMAP解散と、こち亀の連載終了。

 

2つとも終わることを想像していた人は本当に少ないんじゃないのでは、と思います。それくらい衝撃が大きな出来事でした。

まずはこち亀の終了について。

物心ついた時から連載していて、いつも必ずジャンプに乗っていた。子供のころはジャンプ連載をすべて読んでいたので自然に読むようになり、色々なパターンで楽しませてくれる両さんは自然に生活の一部になっていった。

昔はホビーについて細かい説明の回があったり(リカちゃんや戦車とか、まるで辞典かのように詳しく説明してくれてた)、完全にドタバタだったり(まさか天国と地獄を制圧するとは・・・結果両方から入れられなくて長生きになるとはデットプールか!?)、そして玉に入る人情ものがすごく染みたりと、それこそいろんなパターンで楽しんだ。一時期、檸檬や纒が出たありで「変わってしまった」「昔の感じがなくなってしまった」との意見もあったけど、変化することを厭わないから40年もの長い間「少年ジャンプ」での連載を続けてこれ弾だと思う。

連載終了を知った時、本当に驚いた。まさか秋元先生が体調不良や気力の限界で・・・と思ったら、全くそんなことがなく寧ろ逆。4本もの新連載を始めるという。

正直その話を知った時、それならこち亀辞めなくても・・・と思った。ジャンプ編集部も相当連載を続けてくれるようにお願いしたらしい。しかし、秋元先生はこち亀をきっちり終了させた。

そして先ごろ新連載一発目の「ブラックタイガー」を読んだ。

 

なるほど、だからこち亀を止めたんだ。

 

ハードボイルドな主人公と世界観。そしてセクシーな主人公。これはどうやってもこち亀では表現できない。こち亀連載中にもいろいろとアイデアがたまって、でもこち亀では書けない内容でもうそれが我慢できなかったんだろう。絵のタッチも変えてきて、秋元先生の更なる本気を見た。これはほかの新連載も楽しみだ。

そしてこち亀も「もしかしたらふらっと帰ってくるかも」と、読み切りなどでの復活にも含みを持たせてくれている。こち亀で書きたいものが出てきたらきっと書いてくれるだろう。また両さんに会える日を楽しみにしたい。

 

さて、もう一つのSMAP解散。1月から色々ともめて、結果8月に解散発表。年内で活動を終える。

今年のSMAPの解散は実質スマスマだけで、他はコンサートも何も一切なかった。

この辺はいろいろと書いてあるので割愛。

正直そんなに熱心にSMAPを追いかけていたわけではない。だけど解散を知ったときはものすごい衝撃だった。よく国民的アイドルと言われていたが、中国の高官が解散について発言する、ソフトバンクが1回だけのCMを作り提供する、ファンが朝日新聞に広告を出すなど最早それを超越している。

これほど老若男女に愛されることができたグループはもう出ないだろう。

先日のスマスマ最終回で以前に行った5人での旅行を改めてみた。あの時の5人は本当にリラックスして楽しんでいる様子だった。

それなのに喧嘩というにはあまりにも亀裂が入った別れ方をするのはあまりにも寂しい。2016年12月31日で解散という事だが、実質スマスマの最終回での「世界で一つだけの花」が最後だ。

まるで葬式のようだ、との意見も多く確かに見ていて何か辛い思いが沸き上がった。たぶんメンバーの年齢と近いこともあるだろう。

最後にスタッフとの撮影風景を流した。これについても賛否両論あるが、少しでも長くSMAP5人の姿を放送したかったのでは、という意見をみて納得した。

それにしても中居くんが笑顔でスタッフの肩を抱いたりしていたのが物凄く感動した。本当は色々な感情が渦巻いて、大泣きしたい状況だったろうがそれでも笑顔で対応する姿は最後までSMAPのリーダーとして守りたい気持ちが伝わってきた。

今回の解散について、キムタクが悪者になっている。一人ジャニーズに残留すべきとの意見を言ったからだというが本当のところはわからない。

ただ、社会人としてみた場合はキムタクの意見もわかる。だって仕事をするうえで会社の力は間違いなく必要だから。そこは否定できない。今まで仕事ができたのは会社のおかげだという意見が間違っているとは思わない。

あくまでもいろいろな報道を総合した結果だが、ジャニーズ事務所という会社の権力争いの犠牲になったのだろう。ジャニーさんは最後の最後までSMAPを存続させようと頑張っていたとのことだ。それはSMAPこそがジャニーさんが思い描いていたアイドルとしての完成形だったからではないだろうか。

 

しかし、結果的に事務所の権力争いともとれる抗争に巻き込まれて解散の道を選んだ。

そうだとしたらこれからジャニーズ事務所の衰退がはじまるのかもしれない。

SMAP以上のグループを生み出すことは間違いなく不可能なのだから。

 

今願うのは、少し時間をおいてからでいい。何かの形で再結成してほしい。そしてその時には「あの時は・・・」と笑い話として今回の騒動を語ってほしい。

 

2016年は、間違いなくエンターテイメントの一つの歴史が終わった年だろう。

その分新たな歴史が生まれることもあると思うので、2017年を見ていきたい。

 

いつかまた、笑顔の5人に会えることを信じている。