ヒーローにも人生があるのだ
私はヒーローが大好きだ。この場合のヒーローとは、スポーツ選手とかでなくてスーパーヒーローの方。
いやもう本当に大好きで、今でも当然日曜の朝は戦隊ものと仮面ライダーを毎週欠かさず見ています。もう楽しみで。
で、アメコミも大好き。カプコンからX-MENの対戦ゲームが出たときにアニメや漫画も発売され、その時にゲームするから原作知ってた方がいいな、くらいの気持ちで読み始めたら、もうすぐハマりました。
そのアメリカにも戦隊ものがアレンジされてパワーレンジャーとなり、なんだかんだで20年位続いているわけでどうも世界には一定以上のヒーロー好きがいるらしい。
戦隊ものもいろんな職業(刑事やレスキュー、サムライや忍者)があるし、仮面ライダーエグゼイドは医者。当然それぞれの人生もクローズアップされる回もあり、物語に深みを与えてるなあと思うこともしばしば。
アメコミなんて酷いもので(ほめてます)、人気キャラクターこそどんどん酷い人生になっていく傾向がある(これには日本にはないある理由が)。
ヒーローと呼ばれる、人より強い人にもちゃんと人生があるんだなあ・・・と考えると、また違った見方ができるかな。
で、一番新しいヒーローと言うと、なんといっても「スーパーサラリーマン佐江内氏。当然人気ドラマなので見ている人も多いでしょ。
福田監督が原作をアレンジと言うので、期待して見はじめましたがまあ面白い!
キャスティングもピタリだし、ゴールデンで深夜の演出を持ってくる大胆さは素敵すぎるなあ。
気になって漫画も読んでみたけど、内容が全然古くないのはびっくりした。さすが藤子先生・・・先見の明があるなあと感心しきり。最終回ではパーやんとのクロスオーバーが!これがまたびっくりですよ。ある意味パーマンの後日談だよね。
それにしても、佐江内氏。これが実に哀愁の漂うヒーローだなあ・・・と思って見ているのは私だけかな?
家族に愛されているのはわかるし、円子なんかはちゃんと愛情表現してるし、子供たちもなんだかんだですきだよね。あれは)、仕事はそれなりにこなしているけどヒーローとしてはスーツの能力、忘却光線で周りの人々はどんなに活躍しても忘れちゃうので報われないし、当然無償での活動だから、考えれば孤独なヒーローだよなあ。
でも佐江内氏はいい人なのでなんだかんだでヒーローとして頑張っている。25日放送界では部下の池杉にスーツを渡すけど、どんな活躍をしているか気になっていろいろ口出ししているのは、やはり善人なんだなあ・・・と思わせる。
そして結局またスーツを返してもらい、またスーパーマンとして活動をする。それが誰にも知られることのない活動でも。
ドラマはコメディだけど、実はテーマはすごく深いのでは?と思っちゃう作りになっている気がするなあ。そこが福田監督の狙いなのだろうか…?穿ちすぎかなあ?
個人的にはこの勢いで変態仮面3を早く!と思っているのだが、これはもう別の方向で問題が・・・(本当ヒロインどうするのよ~?これだけでもやってほしい!)
兎にも角にもこれからも気になるドラマ、佐江内氏。来週も楽しみにしてます!
中年スーパーマン左江内氏 (てんとう虫コミックススペシャル)
- 作者: 藤子・F・不二雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/12/28
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (1件) を見る
新しく出た版には福田監督のコメントも載ってます