世の中を変えるのはゆとり世代じゃないの?
先日テレビで福島の復興について、コンペをしているのを見た。びっくりしたのが、その中に高校生が何組か参加しているのだ。
しかも、AR技術を使ってゲームプログラミングをしているし、それが最優秀賞をとっていた。ほかのアイデアも優秀で、しかもすぐ活用できるような内容だった。
これに限らずなんだけど、最近地元の高校生もいろいろなお祭りに参加しているし、それも頑張っている。
これを見ると思うんだけど、ゆとり世代とか言われるけどむしろ我々の世代よりよっぽど頑張っているし、生きる能力と稼ぐ力を育てているんじゃないかなあ?
しっかりアイデアの発想もしているし、プログラミングもちゃんとしている。しかも実用的。
何よりちゃんと自分の考えをはっきり言っている。
・・・うらやましい。うちの会社にこんな社員いないもん。
ゆとり世代とかゆとり教育は、その前の詰め込み教育世代から見るとのんびりしているとか危機感がないとかはよく言われる。でも、もう日本の仕事のやり方が先進国の中でも最も効率が悪いと言う事は周知の事実だ。しかしそれを変えようとしないのが詰め込み世代や猛烈世代。とにかく「変化」に対しての拒否感がすごい。
でもゆとり世代はそもそも前例に縛られてないので変化するのが当たり前だし、そのことに抵抗感もない。なのでどんどん新鮮なアイデアを出してくれる。
ただ、それが今までの例と違いすぎてて、固執する世代はものすごい拒否反応を示す。
その理由も大体が「今までこれでやっていたから」「これで不便じゃないから」と、まったく理由にならない理由でだ。
その結果が今の非効率的な仕事の塊。それがもう何十年も続いているのが今の日本だ。
それでここまで経済が上がっているからいいんじゃない?と思われる人もいると思うけど、ちょっと調べればわかる。先にも書いたけど日本の経済は非常に悪いのだ。
それに最近話題になっている、時間外労働も異常だ。経済連が繁忙期は月100時間まで時間外労働を認めるという結論になりそう。
その理由も「これくらいにしないと経済に悪影響が出る」とか。
そんなわけないじゃないの。これも正に「変化を拒否する世代」が無駄な会議をして決めているからだと思う。
まず考えなければいけないのは、「作業の効率化」だ。
人手を減らせるものや自動化できないかを徹底的に考える事。
そしてそれを達成できる手段を考えて、実用化をすること。
これをするだけでも作業がだいぶ減ると思う。そうやっていってどんどん効率化をしていけばいいのに。
私もできるだけ作業の効率化を図りたいんだけど、少なくした以上に作業がどんどん入ってくるのが非常に困る…どう考えても無駄な資料を作らされたり、同じ課題の会議を何度も繰り返してたり(ちなみに今週急に呼ばれた会議も、もう何年も前から訴えていた件についての会議だった。なんで今頃?)。
なんだかこうやって無駄な仕事が累積していくんだなあ・・・と実感する今日この頃です。