ボヘミアンラプソディを見て。

今更ながら見てきました。「ボヘミアンラプソディ」。もう散々感想を言われてますが、それでもやっぱり言いたくなる、そんな素晴らしい映画でした。

 

さんざん言われていますが、メンバー4人がとにかく似ている。特にフレディのそっくりさ。でもただ似ている、と言うだけではなく、演技が素晴らしい!

最初はおとなしげな感じからバンドのメンバーとなり、次第に傲慢になっていき勝手にソロデビューを決め、全てを失って本当に大切なものに気が付く。その心情の移り変わりを見事に表現してます。

 

特に、ソロデビューを告げるシーンは本当に見事。暴言を吐き、一方的に(実質の)解散宣言をするフレディを見事に演じ切ってます。

その後クイーンの大切さに気が付き、メンバーと和解。直後に伝説になっているクライマックスのバンドエイドへとつながる訳ですが・・・多くの方が言っているように、最後の20分は文字通り映画史に残る名シーン。当時の状況をただ再現しているだけではなく、カメラワークと、歌詞の意味がそれまでのフレディの人生を語っているようで心に響きます。これは泣きます。

 

見終わった後に感じたのが、クイーン、そしてフレディ・マーキュリーの言う不世出のアーティストがどれだけ仲間に愛されていたか。使い古された表現ですが失って初めてわかるんだ、と。

 

これは本当に、映画館の大画面で見た方が良いと断言できます。音楽と相まってその迫力に圧倒され、心が揺さぶられること間違いありません。

少しでも興味があるなら、見に行って損はありません!これは近くで応援上映してないかな・・・?