ラスト・ウルヴァリン!
まずはこちらを。
ヒュー・ジャックマン主演の「X-MEN」シリーズスピンオフ ウルヴァリンシリーズの最終作が「ローガン」となり、2017年6月に日本公開が決まったそうです。
予告から見ると、なんとミュータントがいなくなった世界で、歳を取った(!)ローガンのもとにプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアが一人の少女を連れてきて、そこから物語が始まる・・・といった感じ。
この作品でヒュー・ジャックマンのウルヴァリン役は最後になると言う事で、すごく寂しい思いとありがとう!と言う気持ちでいっぱい。
考えてみれば2000年から17年間も同じ役、しかもウルヴァリンと言う大人気キャラクターを見事に演じ切ってくれた訳で、これは感謝するしかない。
そもそもウルヴァリン、X-MENではトップクラスの人気キャラクターであることから最初に映画化、役者が発表されたときは結構叩かれた覚えがあるのです。
一番言われたのが、身長が違いすぎる事。原作での設定は160cmに対してヒュー・ジャックマンは189cm。この慎重さと当時はあまりメジャーではなかったため余計に騒がれたのだが、映画公開されたら、まあこれが見事なくらいハマりすぎててみんな手のひら返し(笑)。私もその一人だったんだけど、そのくらい見事でした。
原作の方でも、映画公開後に展開された「アルティメット」シリーズではウルヴァリンが若干長身になってたという位はまり役。
その後のシリーズも好調でこのままずっと演じてほしいくらいなのですが、長期シリーズは、どうしても年齢という問題が出てくる。
しかもウルヴァリン、その能力のおかげで加齢がとんでもなく遅い、と言う設定付きなのです。実際第二次世界大戦時にはキャプテンアメリカと作戦行動をしてたりと、本当に過去の設定が固まったのは結構最近なくらい年齢不詳でもあったわけで。
なので、役者の加齢問題はどうしても出てくる。そこで原作のどの題材を持ってくるのか?興味と不安があったのだが・・・
実はパラレルワールドで歳をとったウルヴァリンが主人公の作品はいくつかあるのだが(当然かなりの未来の設定になる)、確かにここなら役者の加齢をプラスに使えるし、重厚な作品になりそう。
しかも今回はどうもX-23が登場するっぽい。彼女はウルヴァリンのクローンなので、もしかして今後のX-MEN映画に登場するかもしれないし…
ちなみにX-23、もともとアニメオリジナルのキャラクターだったんだけどあまりに人気が出たため原作に逆輸入されたという、日本で言えばパトレイバーのシバシゲオさんみたいな感じ?(たぶん違う)
しかし人気キャラの為、過去の設定が過酷な例に漏れてません(笑)。映画では違うとは思うけど、どうなるのか楽しみ!
兎にも角にも大人気になったヒュー・ジャックマンが演じる最後のウルヴァリン。これは絶対劇場で見ないと後悔しそう!